Issue 06

“安心”のつくり手 Vol.1 「品質監理」月川さんのお仕事

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暮らしの心地に光を当てて、asuのすみかをリノベする

すまいと暮らしのjournal sumuasu
阪急阪神不動産が手がけるリノベーションマンション『Styles』は、お引渡しの次の日からでも住み始められるのが大きな魅力です。では、その「快適」や「安心」は、一体誰が、どのようにして作っているのでしょうか?この連載では、『Styles』を支える様々な仕事に光を当て、その裏側や想いに迫ります。第1回は、住まいの品質監理を担う「品質監理」担当・月川さんのお仕事にスポットを当てていきます。

リノベーションにおける「品質監理」とは

 

―月川さんは入社何年目ですか。

2026年で17年になります。前職が設計士だったこともあり、入社当初は、“スケルトンリノベーション”、つまり、建物の骨組みだけを残して行う大掛かりな工事をするチームで設計業務に携わっていました。

 

―「品質監理」担当になったのはいつ頃ですか。

入社3年目です。それまではリノベーショングループに「品質監理」という独立したセクションはなかったので、立ち上げメンバーとして今の業務に携わるようになりました。

 

―「品質監理」とは、具体的にどういったお仕事なのでしょう。

主な仕事はリノベーション物件の現場検査です。検査は大きく分けて3ステップあって、ファーストステップは既存住戸を解体した直後に実施する「解体後検査」です。リノベーションの方向性を決める「プラン会議」にも参加して、現場検査の結果と設計士としての知識をもとに、建築基準法や消防法の観点からも計画に無理がないかを確認しています。

 

―なるほど!設計面の知識と技術面の経験がある「品質監理」の視点があるからこそ、設計図の段階から留意すべき点が見えてくるのですね。

それが、私たち「品質監理」の強みであり、『Styles』のものづくりの確かさだと思っています。

 

“見えない部分”にこそ安心を

 

―では、第2ステップはどんな検査でしょうか。

工事の中盤で行う「中間検査」です。これは一言でいうと、“仕上がってしまうと見えなくなる部分”を専門家の目で厳しくチェックする仕事です。壁の中に隠れてしまう電気配線や給水配管が基準通りに施工されているかはもちろん、湿気の多い水回りには耐水石膏ボードを使用しているかなど、下地の部分まで細かく確認します。

 

―「プラン会議」の時点で指摘されていたことが、ちゃんと施工に反映されているかを確認するのですね。

電気の配線が正しくないと火事の原因になりますし、水回りの下地が適切でないとカビや劣化につながる可能性があります。だからこそ、見えない部分に規準通りの施工がされているかをきちんと確認することが、大切なんです。それに、壁や天井をボードで塞いでしまうと、確認ができなくなりますし、完成のタイミングだと、やり直しも大変ですから。

 

―こうした見えない部分の品質が、お客様の安心へとつながっていくのですね。

見えない部分だけではなくて、工事完成時の「竣工検査」では第3ステップとしてクロスやフローリングに傷などがないか、目に見えるところもしっかり点検しています。また、お風呂・洗面・洗濯機の水を同時に流して排水能力を試す「3点同時排水試験」など、入居後のリアルな生活シーンを想定した数十項目に及ぶ検査を実施しています。

 

―これらの厳しい検査によって、『Styles』がうたう「次の日からでも安心して住める」という品質が確固たるものになっているのですね。 一般的な企業の役職や部署としてはあまり耳馴染みのない「品質監理」というお仕事ですが、まさに、住まいづくりの見えない部分まで「監理」していることがわかりました!

 

ものづくりの原点は子どもの頃の夢

 

―小さな頃から、ものづくりに興味があったのですか。

図画工作が大好きな子どもでしたね。小学生の時には本気で宇宙戦艦ヤマトを作りたいと思ってました(笑)。とにかく子どものころから“つくること”が好きで、いつかそれを仕事にしたいとずっと思っていました。

 

―プライベートでも、ものづくりの時間を大切にされていますか。

自宅の外壁を1年がかりで塗装しました。当時は小学生だった娘も、一緒に屋根に登って塗装を手伝ってくれたんですよ。普段できない体験をさせてあげられたかなと思います。一緒に自分たちの住む街並みを眺めながら「きれいやな〜」なんて話せたのも、いい思い出です。

 

仕事でも、プライベートでも、ものづくりへ愛と情熱を注ぐ月川さん。確かな知識と、住む人に寄り添う温かい人柄が、今日も『Styles』の見えない“安心”を支えています。

 

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