◾️今回のsumu人さん
30代ご夫婦(A美さん、A介さん)/5歳と3歳の息子さん(取材時)
豊中市
出会いと決め手 「この物件には『でも、ここがなぁ…』というマイナス要素がない」

――こちらのお部屋を選ばれた経緯を聞かせてください。
A美さん:もともとは江坂エリアで探していたんです。3LDKかつ75平米以上、駅近、LDK15帖以上という条件で。でもなかなか良い物件がなくて。新築の供給も少ないし、築浅や中古物件を中心に何件も内見してたんです。かなり見たよね?
A介さん:転勤族なので、引っ越しも何度か経験していますが、今回はプロ並みに相場感が予想できてしまうくらい物件を見ました(笑)。緑地公園エリアは条件的には考えていなかったのですが、たまたまsuumoで間取りを見かけて、「あ、これいいじゃん!」となってしまって。
A美さん:最初は買うつもりも全然なかったんですが、トントンと決まりました。
――実際に内見してみて、いかがでしたか?
A美さん:どこの物件を見ても、必ずどこかに 「 でも、ここがなあ…」ってなるところがあったんです。この物件に関してはそれがない。本当に全部が良かった。内見した瞬間から、なんか違うなって思いました。
間取りと部屋の使い方 「1人で眠れる部屋があるって、ありがたい!」

――3つある洋室はどのように使われていますか?
A介さん:今は、3人で寝る部屋、1人でゆっくり眠れる部屋、物置部屋という感じで使っています。将来は子どもたちにそれぞれの部屋ができる設計になっているのも、選んだ理由のひとつでした。
――「1人で眠れる部屋」というのは?
A美さん:子どもと一緒に寝ていると、疲れた時でもなかなか熟睡できないじゃないですか。夫婦どちらかが「今日はちょっと1人で眠りたい」というときに交互に使っているんです。
A介さん:昨日1人で寝てどうだった?めっちゃ寝れた?
A美さん:うん、そっちは?
A介さん:こっちは3人でドロドロだった(笑)。
――内装のカラーはいかがですか?
A介さん:グレージュのトーンがすごく落ち着いていて好きです。白よりも好みです。和室の畳の色とも合っていて、部屋全体がまとまって見えますよね。
うれしい誤算 「和室いらない主義者だったのに、今や一家の一番人気」

――A美さんは和室が苦手だったとか?!
A美さん:ずっと和室なしの物件だけで探してたくらい、和室いらない主義者で。でも、この物件に関しては“和室があるからいい”ってなったんですよね。畳の色がリビングのグレージュトーンともちゃんと合っていて、浮かないのが良かったみたいです。今は家族みんなでゴロゴロしてます。逆に質問なのですが、なぜ和室を残されたんでしょうか?
――この物件はキッチンをはじめ、和室にも床下収納があり、戸建てにしかないような収納力が新築時から備わっているのが特長だったので、今回は和室を残す方向で設計しました。元々の和室は6畳くらいあったんです。リノベーションではややコンパクトにしている分、床まである押入れタイプだった収納を浮かせ、下に空間を設けるなど、広さを感じていただくための工夫をしています。

A美さん:子どもたちは、和室の扉を閉めると「秘密基地」の様になるので気に入っています。LDKとつながりながら少しだけ隠れられる感じになっているじゃないですか。あの距離感が絶妙で。
A介さん:キャッキャしながら遊んでいる声が聞こえてくるし、あのスペースで遊ぶ時間が増えたので、気づいたらテレビを見る時間も減ってきた感じです。
A美さん:確かに減ってる! 和室で寝るのも気持ちがいいと、よく言ってますね。
「家の中でどこが好き?」とお子さんに聞いてみると、間髪入れず「和室!」と即答。前の家には和室がなかったため、この”隠れる特別感”は新鮮な体験のようだ
1階という選択 「平和なんですよ。住環境が本当にいい」

――1階を選んだ理由を教えてください。
A介さん:エレベーター待ちの時間が嫌で。子どもが小さいと、ちょっとしたロスが積み重なるんですよね。それならもう1階でいいか!って。あと、専用ポーチが大きいのも魅力的でした。自転車をそこにおいているのですが、雨の日でも屋根の下で保育園の支度がゆっくりできるのが、本当に助かっています。
――1階であることへの懸念はありませんでしたか?
A美さん:一般的にはセキュリティ的にマイナスポイントですよね。でも、このあたりは住環境がとても平和なんですよ。バルコニー側にもゲートがあって、直接出入りできるのも1階ならでは。ゴミ捨て場はバルコニー側から行く方が近いので動線的にも便利です。
A介さん:日当たりは少し物足りない時もあるんですが、棟内の別の部屋と比較すると、日当たりが良い側は電車と道路が近いので、静かさと日当たりの良さとを天秤にかけたら、こちら側で私たちはよかったなと思ってます。
ちょうど良い場所 「引っ越してからは、ほしいところにコンセントがある」

――こちらの物件には結構大きめのキッチンを入れましたが、使ってみていかがですか?
A介さん:広くなったので、子どもたちが「お手伝いしたい」と寄ってくるようになりました。卵を割ったり、一緒に作れたりするゆとりができたのがうれしくて。対面式だから、子どもがどこで何をしていても目が届くのも安心です。
A美さん:食洗機は前の家では置き型を使っていたんですが、邪魔でしたね。こちらのビルトインの深型は全然違います。なかったら生活が立ち行かないですね。
――コンセントはいかがですか?
A美さん:引っ越してからは、「ほしいところにある!」って感動しています。前の家では「どこのコンセントでやろうか」って探し歩いていたのに!我が家にはホットクック、ルンバ、ドラム式洗濯機……壊れたら詰む、っていう家電がいっぱいあるんですが、全部ストレスなく使えています。
――嬉しいです!弊社はリノベーション会社の中でも一番コンセントが欲しいところにあるリノベーションを目指しておりますので。A介さんは照明にもこだわりがあるそうですね。
A介さん:白い蛍光灯は引っ越したくなるレベルで嫌なんです。この物件は電球色のダウンライトが最初から入っていて、自分で設置したLDKの照明も電球色に合わせました。帰ってきた瞬間から「家にいる」感じがして、それだけで全然違いますね。
収納と「余白」の哲学 「物を探すということをしたくない。収納は半分まで」

――収納力はいかがですか?
A美さん:充実していて、本当に助かっています。各部屋の収納、洗面室のオープン棚、玄関収納、キッチンカウンター下——それぞれに「ここに入れたいもの」がぴったり収まって、まだ余裕もあります。廊下収納の奥行きもあって、おむつのストックが大量に入ります。
――収納に対してこだわりがあるとお聞きしました。
A介さん:収納は50%までを意識しているんです。どこに何があるかをちゃんと記憶しておきたい性分なんです。「物を探す」ということをしたくないんですよ。物置部屋があることに対して住宅ローンを払うのか、って考えると、物はなるべく増やさない方向で生きていきたいですね。
A美さん:彼は極端ですけど(笑)。私も普通よりは物を置かないタイプですね。でも、子どものおもちゃはどんどん増えてるし、収納が豊富だから余白が保てているのは確かです。ものが溢れていない状態が、この家の気持ちよさにつながっていると思います。
A介さん:今は子どもが汚したり壊したりする時期なのでホームセンターやもらい物の家具で十分なんですが、10年後、子どもたちが大きくなったら憧れの家具屋さんで家具を揃えたいなと思っています。
――それは先々も楽しみですね!本日は、ありがとうございました。
\ from sumuasu /
「全部が良かった」という言葉から始まったA夫妻との取材。和室いらない主義者だったとは思えないくらい、和室の魅力を語ってくださいました。また、1人で眠れる部屋の存在が夫婦にもたらしたゆとり、「ほしいところにコンセントがある」というお声も、家の設計が暮らしにちゃんと届いているのだと感じさせてくれるものでした。「10年後、子どもたちが大きくなったら憧れの家具屋さんで家具を揃えたい」という言葉が、取材を終えてからもじんわりと心に残っています。転勤の可能性があるご家族が、このお部屋にそこまで愛着を持っていただけていることが、つくり手として本当にうれしく思います。
